かなり間が空いてしまいましたがフリマ出店当日を振り返ります。
目次
1・入場から設営まで
当日、9時から搬入可とのことだったので少し前に一緒に参加する友人と合流して、会場である万葉の湯に向かいました。
特にチケットとか発行されてなかったのでどうやって入場確認するのかなーと思ってましたが、受付のお姉さんに「フリマ出店の方ですか?」と聞かれたのでそうですと返事をしたらすんなり入場できました。
出店ブースまで誘導してもらうと、既にたくさんの出店者さんたちが設営しており。
あれ……?もっと早くきてよかったの?(笑)
出店ブースは駐車場を利用していて、お祭りの屋台みたいな、向かい合う長い2列で構成されていました。
写真をとり損ねたのが悔やまれる……
1列は車の後ろのスペースに出店、もう1列は車の横のスペースに出店という形でした。
私と友人は隣同士になれるよう2区画の申し込みをしていて、車の横のスペース(車と車の間のスペース)を案内されました。
応援に来てくれた私の姉とも合流し、いざ設営です。
まず姉のうちから借りたテントを組み立てます。これは私が不器用なのもあるけど一人じゃできないなと…。
一人参加するときには他の方法を考えた方が良さそうです。
更にテーブルセットを出し、商品を陳列していきます。
落ち着いた頃に撮った写真ですが、だいたいこんな感じに作りました。日差しが強く暑かったので、お客さんに中に入って見てもらうスタイルです。
通路の邪魔にもなりにくいし、商品数がそこまで多くなかったのでこの陳列方法でよかったかなと思いました。
2・フリマ出店はスタートダッシュが肝要
そんな感じで設営をしていると、出しているそばからお客さんがいらして、そのまま接客する流れに突入。
「これはどういうものなの?」
「もう少しお安くなる?」
「まとめて買ったら安くしてくれる?」
フリマ慣れしている猛者の方々。こちらは準備中なのでアワアワしながら対応します。
事前に全商品にPOP兼値札をつけておいて、心底よかったと思いました。
皆さん気のよい方たちばかりで、慌てはしましたが和やかにお取引できました。フリマの接客のよいところは
・ほとんどが自分が使用したことのある物なので、メリットデメリットをしっかりお伝えできる。
・元々不要品なので、お値下げ交渉にも応じやすい。
この二点が大きいと感じました。
そんな感じでアワアワしている最中に、運営の方から出店費の徴収がありました。今なのか!(笑)と思いながらつり銭から出店費をひっつかんで出しました。
結局その日の売り上げの半分以上はこの時間に売れたものでしたね~
お客さんにも「こういうのは初めの30分~1時間で決まって、あとはそんなでもないよ」と教えていただきました。
確かにこのあと商品が補充されるわけでもないフリマは、最初が肝心なのはもっともだな~!と勉強になりました。
3・見にきてくださったお客さんの層
私たちのブースに来てくれたお客さんは
・50代~60代のご夫婦
・幼稚園から小学生のお子さんを連れたご家族
・20代~40代の女性
が多かった印象です。私は主に日用品や雑貨、友人は女性ものの洋服だったので、取り扱っているものにもよったのかな、と思います。
以外と男性のお客さんが多かったのも印象的でした。
どの方も宝探しをするのが面白い、といった感じでフリマを楽しんでらっしゃいました。お子さん連れのお客様はお子さんに買い物の練習をさせる感じで、お店やさんごっこを謳歌中の自分としてはとてもホッコリしながら接客させていただきました~!
4・売れたもの、イマイチだったもの
今回の売り上げは約5,370円でした。予想よりかなり売れたのでびっくり。出店料が1,100円でしたので、準備や備品にかかったお金はあるにしても4,000円近く利益になったことになります。数時間でこれは素晴らしい~!
手伝ってくれた姉にも売り上げからお礼が渡せてほっとしました(笑)
売れたものって?
私のブースで主に売れたものは以下の感じです。
- 未使用の箱入りタオル
- グラス・食器
- 冷風扇などの小物家電
- 入浴剤
- 子供服
未使用品はやはり安心してもらえるのか売れました。
いちいち箱をあけて確認しなくてもいいように、中を見える状態にしてからOPP袋でラッピングして、値札をつけました。雑貨屋で働いていたときやっていた作業。
冷風扇も箱や説明書をとっておいていたので、箱つきで出したらその瞬間に売れました。時期もよかったのだと思います。
価格帯は一部の家電を除くと30円~1,000円で、ほとんどのものは500円しないくらいで販売してました。
イマイチだったものは?
逆に売れなかったものはこちら
- 大きすぎる家電
- 洋服
- ハンドメイド雑貨
未使用品で定価1万円くらいのホームバーベキュー(ホットプレートみたいのもの)を持っていきましたが、さすがに数千円お得にしても売れませんでした。
気にはかけてもらいましたが、フリマでのご予算からはかけ離れていたようです。
洋服は数点売れましたが、やはりサイズの問題や使用感、試着ができないという部分でネックだったのだろうなと思います。
ハンドメイド雑貨はにぎやかしで持っていったので、もう少し工夫をすれば見てもらえたかもしれません。
5・やっておいてよかったこと
次にも活かせそうだと感じたのは以下のことです。
1・事前にラッピング+値札をつけておく
これは本当に大事だなと感じました。確かに自分がお客さんの立場であったら、気になる商品があったとしても値段が書いてないと手が出しにくいです。
出しながら値付けをしていたらあのスタートダッシュには対応できなかったと思います。
もし品数が多すぎていちいち値付けしてられない場合は、一律○○円!みたいにするといいと思います。
そして一度手に取ったものを戻すのって気が引けてしまうので、中身の確認のために手に取らないといけないものを減らすことは大事だなと思います。
買いやすさを優先すると、見てもらえる率が上がるように感じました。
2・商品をいれる箱を統一
100円ショップで紙製のふた付収納ボックスを購入して、商品ジャンル別に梱包して運搬しました。
規格が統一されるので積むのも出し入れもしやすいし、箱が段ボールよりはおしゃれなため陳列にも使いやすい。いいことづくめでした。
売れ残ったものを持ち帰って部屋にいれるときも、最悪部屋の隅に積みっぱなしでもなんとかなります。
3・未使用品や箱あり品を持っていく
今回特に感じたのは【明らかにこれを購入したら使用できると判断できるもの】は売れる、ということです。
当たり前の話ですが、いくらフリマで安くても、購入後に使えないものは誰だって買いませんよね。
特に電池式のおもちゃや家電に関してはジャンク品と表記してない限り、難ありのものを売ったら詐欺になってしまいます。
今回売れた冷風扇はUSB接続だったので、モバイルバッテリーで動作確認してもらう準備もしてました(実際は確認する間もなくお買い上げいただいたのですが)
もしその場で動作確認できなくても、家で一度確認してから販売することをおすすめしたいと思います。
4・テント(日除け)を用意する
これも本当に大事だと思いました。設営は大変ですが、屋外開催のフリマでは、暑さやちょっとした雨に対応できるのは重要です。冬もテントがあれば風避けになるし、熱が逃げるのも少しは防げるので使った方がいいと思います。
今回のフリマは車出店だったので、途中で撤退することができないパターン。となると開催時間中耐えられる環境にしておくことも必須です。
正直5月末の陽射しでもかなりキツく、「真夏の参加は無理だわ……」と若くない自分は痛感しました。
お客さんが来ない時間もあるので、折り畳みの椅子があると身体の負担が減ると思います。車出店のメリットをフル活用することをおすすめしたいです。
というわけで、初参加でしたがとても楽しく過ごすことができました。
主催の方から万葉の湯のクーポンもいただいたので、帰りにはお風呂に入って汗を流して軽くごはんもいただいて帰れて極楽でしたよー!
会場によって売れるものも変わってくるんだろうな、とも思いました。色々分析したい~!
また是非参加したいと思います。