我が家の猫ごはんとそれを選んだ理由

キャットフードって色々あるし値段も様々だけど…どれをあげたらいいのかな?

OKAKA

猫ちゃんのごはん選び、悩みますよね。猫ちゃんにとっても食事はとても大事な要素なので、おいしくて健康を維持できるフードを探してあげたいです。今回は我が家のごはん選びがどんなものだったのかご紹介しますので、参考にしていただけたらと思います。

ごはん選びは猫ちゃんの個性やそれぞれのご家庭の考え方で違うものなので、正解は違ってくるものだと思います。どれだけ高級なフードを用意しても猫ちゃんが食べてくれなければ意味がないですし、猫と暮らす上で、どこまでフードにお金をかけられるかもそれぞれです。

猫ちゃんにかかるお金はフード代だけではありませんから、続けていけるものを選ぶというのは大事だと考えています。

我が家も紆余曲折を経て、今のごはんにたどり着いています。

我が家の現在の猫状況…猫1

アヴィさん(11か月 女性)

我が家がたどり着いた猫ごはん

大前提として、私なりのごはんの採用条件がありまして。

ごはんの採用条件
  1. 主原料が肉または魚。穀類が主原料なものは避ける
  2. 着色料が入っていない
  3. 猫が喜んで食べてくれる
  4. 総合栄養食と表示のあるフードを選ぶ

どこの馬の骨…じゃなかった、どの部位ともしれない肉も心配ですので、「チキンミール」などの表記には気を付けるようにしています。あと猫は色盲だそうなので、カラフルなフードで美味しそうと思うのは飼い主さんだけという事を知ってから避けています。

食べてくれないと元も子もないので、お試しできたり、少量から販売してくれている会社のものを選ぶようにしています。総合栄養食以外は基本的におやつだと思っています。

その結果、現在うちであげているのはこのふたつです。

  • ロイヤルカナン ユリナリーS/O +CLT
粒は丸くて平べったい、少し大きめかなと感じるサイズです。

動物病院にて2㎏を5500円ほどで購入しています。(500gサイズもあります)

※こちらは猫用食事療法食です。必ず獣医さんの指示のもと与えてください。

といってもこれは他のユリナリーS/Oシリーズと違い、動物病院でしか購入ができません。一部ペットショップでも販売しているとの事ですが、近所では見かけたことがないです。

実はアヴィさん、神経質が過ぎるのか、少しストレスを感じると頻尿気味になってしまい……。ちょうどフードジプシー(ごはん探しの旅)をしていた時期で、病院の先生にご相談したところこちらをすすめていただきました。ストレスなどによる突発性膀胱炎によいとされる成分が配合されています。

それまではロイヤルカナンの子猫用を与えていましたが、毛細線虫という寄生虫との闘いで常に食後すぐ吐いてしまう時期があり、味や匂いがトラウマなのか食べなくなってしまったんです。で、普通に購入できるメディファスピュリナを与えて、いけるかな?と思っていた頃に尿トラブルが発生。病院でいただいたこちらのサンプルをあげてみたら食べてくれたので、以来主食はこれになってます。

ロイヤルカナンは獣医師の先生がおすすめするフードですので、まずお試ししてみるといいと思います。

ホームセンターやドラッグストアで購入できるフードの中では、ピュリナワンをおすすめします。

理由は「主原料が肉」だからです。ほかのものを見てみると、安価なものはほぼ主原料が穀類なんですよね。猫は犬と違って肉食の動物なので、できれば主原料が肉のものをあげたいところです。

  • モグニャンキャットフード
小粒で俵型。ものすごくいい匂いがします。そしておいしい…

通販にて1.5㎏を3960円+送料、消費税で5060円で購入しています。

私の個人的なイメージですが、プレミアムキャットフードといえばモグニャンカナガンです。猫のごはん選びで私が重視していることは

安全で健康によくて、なおかつ美味しい

なので、(あくまでも私の場合ですが)コスパは二の次三の次なのです。正直自分のごはんより気を遣っているかもしれません。

モグニャンにたどり着くまでには、アヴィさんの前に2ヶ月だけ一緒に暮らした猫の「しおさん」が大きく関わってます。

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しおさん。賢くて我慢強い子でした。

しおさんは脳障害でごはんが食べられなくなり、生後4ヶ月で虹の橋へ行ってしまいました。発症後、少しでも食べられるごはんがないか色々探した中で唯一自分から食べてくれたごはんがモグニャンだったのです

しおさんはお魚の味がとても好きな子だったのですが(猫用の鰹節が大好物)、一般的に売っている子猫用のフードは主原料がチキンやターキーばかりで、取り寄せた他のプレミアムキャットフードも受け付けてくれませんでした。

お魚ベースで子猫でも食べられるごはんを探していたところ、モグニャンに出会いました。モグニャンの第一原料は白身魚だったのです。

サンプルを取り寄せて、元々小さい粒だけど更にミルで砕いて(ふやかしごはんが嫌いな子だったので)出したときに、自分から食べにきてくれたときの嬉しさは忘れられません。

アヴィさんの保護時にもモグニャンは検討したのですが、お手伝いしている保護猫団体さんや病院の先生にロイヤルカナンを薦めていただいたこともあり、子猫用フードが食べられるならそちらの方がよいかなと思って保留にしていました。

その後に起きたフードジプシーのタイミングで購入を再開した次第です。ただ、あくまでもメインはロイヤルカナンのユリナリーなので、またフードジプシーをしないといけなくなった時に対応するためのサブ的な扱いになってしまっています。

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避妊手術後は食欲が勝つのか、不満がないからなのか定かではないですが、今のところ安定して食べてくれてます。

モグニャンには定期購入コースが存在していまして、定期購入だとお安くなります。しかも定期便のタイミング(周期)も選べる上に、次回配送の7日前までならストップすることも可能です。

しおさんのお別れ後に一度解約したのですが、解約も簡単にできました。実に良心的で、よくありがちな、ちっとも解約させてくれない定期購入商品のようなことがなくて、そこがまた信頼に繋がってます。

安定して食べてくれているし、消費ペースが掴めてきたのでそろそろ定期コースにしようかな、と検討しています。(他のシリーズのフードも試してみたくて、コスパがよくないと思いつつ単品購入していました)

興味のある方は是非試してみてくださいね

ちなみにカナガンもおすすめです。こちらは主原料がチキン60%ですので、お肉派の猫ちゃんに向いてます。こちらも2回ほど購入しアヴィさんにあげてみました。もちろん食べるのですが、どちらかというとアヴィさんもお魚派のようで、モグニャンの方が好きみたいです。

まとめ:愛する家族に、できる範囲で「よいもの」をあげましょう

何を「よいもの」とされるかは飼い主さんそれぞれです。しかしコスパ重視で健康によくないものを与えてしまい、病気になってしまうのはつらいことです。

ごはんを選んで購入することは飼い主さんにしかできません。ぜひどんなフードがおうちの猫ちゃんたちに合っているのか、ご検討いただけたらと思います。

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保護猫のアヴィさん・ざくろ・すももと暮らす、30代独身女です。おひとり+3ニャンのゆるゆるどったんばったんした暮らしぶりや、猫について勉強したこと、おひとりさまの迷走する生き方などを発信できたらと思っています。