お久しぶりです。すっかり間があいてしまいました。単純に怠けていたのもあるのですが、実はタイトルの通り、今年の宅建士の試験に挑戦していました。
今年(令和2年度)の試験はコロナの影響で、都道府県によっては10月試験組と12月試験組に分けられての開催となりましたが、私の住んでいる県は10月試験のみでした。
10/18(日)が試験日で、合格発表は12/2(水)です。
各予備校発表の合格予想点が35~38点で、自己採点が35点。なので多分1、2点足りなくて落ちる気がしています…。奇跡よおきろ~
目次
なぜ宅建士の試験を受けようと思ったか
実は私、今年に入ってから転職を試みて、勤めていた会社を辞めて新しい会社に飛び込んだものの研修で挫折して大失敗しました。(このこともいつか記事にできたらと思うのですが、敗因が多すぎて……笑)
最後だいぶ追い詰められて、泣きながら辞めさせてほしいってお願いして辞めてきました。3月でコロナが忍び寄る時期でしたがその後の事なんか考えられないくらい参ってました。
私の両親は既に他界してまして、困っても帰る実家はありません。姉弟がいるので最悪頼ることはできますが、出来る限り迷惑はかけたくない。さてどうしよう、となった所で今の勤め先にお情けで拾ってもらいました。4月からそこで働かせてもらってます。
私の人生、そんな感じが多いです。苦労よりも手を差しのべてもらえるラッキーの方が強い。本当にありがたいことです……。
拾ってもらったのは友人のお父さんが経営してる建築設計事務所(そこで友人も働いてる)で、経理+雑務の事務員として雇ってもらってます。設計から施工管理までやる会社なので、現場のちょっとしたお手伝いをすることもありますが、如何せん建築知識ゼロのド素人なため、できることなんて高が知れてる状態……。
ぶっちゃけできることがない時間は社内ニートです。給料泥棒と罵られても文句が言えない。いえ罵る人はいないのですが、今まで比較的ブラック寄りの会社で働いてきた自分自身がそう思うわけで。
せめて専門的な学校を出てなくても取れる資格があれば少しは役に立てるかも?なんていう感じで宅建の勉強をしてみることにしたのでした。
宅建士とはどんな資格なのか
- 正式には「宅地建物取引士」という士業のひとつ
- 不動産売買や賃貸の際の「重要事項説明」という業務を独占して行える不動産のプロ資格
- 37条書面(契約書)に記名押印するのも宅建士でなければできない
- 学歴、実務経験を問わず受験可能
- 不動産屋には5人に1人の割合で宅建士がいないと営業できないため、就職に有利
私の勤め先は宅建業を行っているわけではないのですが、試験の内容に建築関係の知識を問われる部分があったため、少しでも身になればと思って受験することにしました。
学歴問わないで受けられる資格、本当にありがたい。
選んだ勉強法→独学
スクールに通う時間もお金もない。では通信講座を利用すべきか。しかし学生時代は進〇ゼミ、社会人になってからはユー〇ャンと名だたる通信講座を無駄にしてきた、ダメ人間としての実績がある私。
とにかく独学が苦手で理解力がなく面倒くさがり。添削問題をちっとも出さない。学校で直に先生に教えてもらうとすんなりわかることが、テキスト読んだだけだとサッパリ。全く独学が向いてない。
通信講座もお金を無駄にする自信があったので、一番費用のかからない完全独学をすることにしました。必ず受からないといけないってわけでもない状況ゆえの コスパ>>>合格の可能性 という判断。
◆買ったテキスト
つい先日まで「宅建士って聞いたことあるな~」というレベルだった私。とりあえずテキストと過去問題集を買おうと本屋に行きました。
すごい、種類が、ある。
どれがいいのかサッパリ。勉強する前からサッパリ。始める前から挫折しそう…と、ちょっと弱気になった私は「とりあえず途中で諦めて投げ出さずに読めそうなテキスト」を選びました。
かわいいペンギンたちが出てくる、ゆるかわでやさしげな雰囲気に仕上げてくれているテキストで、とっつきやすさはピカイチでした。宅建士試験勉強にかわいいをぶちこんでくれている…。
実際このテキストと問題集を、わからないなりにもなんとか周回することができました。多分文字多めのストイックな感じのテキストだったら完走すらできなかったと思います。
全く馴染みのない用語と設問を、一通り視界に入れることに成功したのでした。
このあと完走したテンションで過去の試験問題を通しでやってみて玉砕し、やる気がそぎ落とされ数週間勉強しない期間が発生したのはまた次回お話ししたいと思います。
今回は猫ちゃん関係でなく、自分の話です。すみません。