こんにちはOKAKAです。
ここ最近の素敵な体験と並行して、ちょっとだけえらい目にあってました。
なかなか体験しないことなので、もし今後同じような体験をした人の参考になればいいなと思って記事にしておりますが、こういうの苦手な方はここで読むのおやめくださいね。
書いている本人としては笑い話です。(いやまだ一応治療中ですが)
目次
4月の終わり頃に、たけのことわらび採りに連れてってもらいました
勤め先の社長のご親戚に山の土地を持っている方がいて、毎年許可をもらって山菜採りをさせてもらっていまして、弊社の恒例行事なのです。ちなみに採集のタイミングは社長次第です。
社長「よし、これから筍とわらびを採りに行こう」
OKAKA「やった~!!行きます行きます!」(ビニール袋を用意する)
とにかくえぐい程採らせてもらえます。
あく抜き方法を教えてもらって、アホほど採れた大量のたけのことわらびを下処理しました。
採集から3日後、右膝になにか付いていることに気付く
楽しい山菜採りから3日後の夜。お風呂でたまたま右膝の内側をよく見たら、
薄緑っぽい何かがついていました。
目が悪いもので、お風呂でまじまじと自分の身体を見ることってあまりなく、本当にたまたま見つけました。
痛くも痒くもなかったので、ここで発見できなかったらずっとスルーしてたかもしれません。
お恥ずかしながら我が家の暴れん坊たちに毎日引っかかれ、数多の戦場を駆け抜けた戦士か?という程傷だらけの身なので、この時は引っかかれた傷がちょっと深くて化膿したのかなと思い、お風呂上りに確認しよう~くらいの呑気なものでした。
あれ、これ…マダニってやつじゃね??
お風呂から上がって眼鏡をかけて、よく見てみると。
違う、なんかいる。
数ミリのなんか丸っこい硬いものが刺さってる。
ちょっと触ってみたけど取れる気配ゼロ。
犬神家か??てくらい逆立ちしてでも食らいついてる。
これ…初めて見るけど……マダニってやつでは……????
そっとGoogle先生に問いかけてみます。画像検索怖い。
【検索中】
……はい正解~!!
マダニは無理やり取ると頭や顎が皮膚に残る、という恐怖
一応猫を飼っている身として、マダニの存在は知識としてはありました。そして
無理やり取ってはいけない
ということだけは知っていたのです。
皮膚に食い込んだ部分だけが残り、病原体が体内に取り残されてしまう…
更にGoogle先生からの、「そのまま放置してマダニが媒介する感染症にかかると重篤化することもある」という情報を見た時点で
よし、明日病院で取ってもらおう。
という結論に至りました。GW前で本当によかった~
一応ネットで見かけた「塩を患部に盛って少し水を垂らして放置すればマダニが取れる」ていうのだけ試しましたが、私に食らいついていたマダニちゃんは離れてくれませんでした。
翌日午後休をもらい、皮膚科へ。
朝出勤して社長に
「すみません、あのう、実はマダニに噛まれてるの見つけちゃいまして…病院行きたいので午後休ください」
って言うのがなんかもう自分では面白すぎて。
人生でこんな理由で午後休貰う事は二度とないかもだから…何度もあってたまるか。
社長もマダニの危険性はご存知だったので、許可してくださいました。
会社の近くに評判の高い皮膚科があったので、そちらのお世話になりました。健康優良児すぎて皮膚科とか初めて行った…
初診なので問診票を書くんですが、どういう症状で来ましたか?の欄をどう書いたものか一瞬考えたものの、
「マダニにかまれた」
とシンプルに書くしかありませんでした。受付のお姉さんちょっと二度見してた。
いざ診察。からの手術。
名前を呼ばれて診察室に。まず看護師のお姉さんにかくかくしかじか説明をします。
www
他に言い方がなかったのか私。
よく取らなかったですねwww3日くらい一緒に生活しちゃいましたね
全然気づかなかったです。山菜と一緒に連れ帰って共同生活してしまいました…。
www
アホ丸出しの私のトークについてきてくれた看護師さん、好き。
そこに先生が来てくださって、診ていただきました。
あ~~、これは…可哀想だねぇ~
一瞬何故か突き刺さってるマダニに対して言ってるのかと勘違いする私。
でも痛くも痒くもなくてですね。
うん、でもピンセットで取ると残っちゃうかもしれないし、知ってるかもしれないけどこのあたりの地域、毎年1~2人マダニで死んじゃってるからできれば切って取っちゃった方がいいな~
知らなかったです先生。
(そらぁヤベェ)わー、お、お願いしますぅ
調べたときに皮膚科で切除してもらった方がいいと書いてあり、切られる覚悟は持参していたので抵抗なくお願いしました。
縫わなくていいように切るからね~。一応手術になるので同意書を書いてくださいね~
この歳まで手術をしたことのない健康優良児の私、ここで人生初の手術同意書を記入する。
初手術、マダニかぁ……(複雑)
その後準備をしていただき、局所麻酔のちサクッとマダニちゃんとお別れしました。
私が呑気でアホな喋りをしていたからか、始終和やかな中での手術でした(笑)
手術箇所は切開って言葉のイメージとちょっと違くて、マダニちゃんが食らいついていた箇所をぐるりと丸く切り抜いた感じになってました。イメージはドラゴンボールのヤムチャのアレです。(ヤムチャで検索するとすぐ出てくるあの画像)
その後2週間分の抗生剤(飲み薬)と軟膏、更に痛み止めのロキソニンと胃薬まで処方していただきましたが全然痛くないので痛み止めは使わずじまいでした。
何ならうちの子たちに引っかかれた傷の方が痛い。
あと諸々かかった費用が約一万円で、お財布が痛い。
看護師さん優しくて、前もって「今日費用が一万円くらいしちゃいます…」って教えてくれました。
その後
特に症状もなく、無事に過ごしております。一応また来てねと言われているので近日中に病院へ伺う予定です。潜伏期間が2週間と長い場合があるので、念のため診ていただけるのはありがたいです。
また、うちの猫たちに影響がないか心配して動物病院にも確認しましたが、ボディチェックしても見当たらず、症状が出ていないので今のところ大丈夫そうです。
しかしまぁ何故マダニちゃんに噛まれてしまったのか…山菜採りでの服装は長袖長ズボンだったのですが、スニーカーとくるぶしソックスだったからかもしれません…?次からはもう少し装備を厚くしていこうと思います。
皆様も山に入るときはお気を付けくださいね!
読んでくださってありがとうございました~!!
あのう、自分で取っちゃいけないって見たので…(マダニを)一緒に連れてきてるんですけど