こんにちは、OKAKAです。1月23日に受験したFP3級試験に無事合格できました!
独学で資格試験に受かったのは、10年位前(!)に仕事で必要だった登録販売者以来です。あのときは仕事もいっぱいいっぱいな中の受験でヒィヒィしたなぁ…
元々独学が苦手で理解できない箇所があるとフリーズしてしまうタイプな上、ナマケモノなので基本頑張れない人間です。子供の頃の進〇ゼミとかもテスト前に問題集使うくらいで添削問題出さないタイプの子供でした。今考えると親に申し訳ない。
そんな私がどんな風に勉強したか、同じようなタイプの仲間の参考になったら嬉しいです。
目次
やったこと①受験申し込みの前にネットで勉強法を検索する
私はとりあえずググる習性を持っているので、まずは先人がどんな勉強方法で合格したのか検索しました(笑)先人の知恵を借りる。ありがたや情報化社会。
- FP3級は独学での合格が可能なのか
- 独学が難しい場合、どんな勉強法があるのか
- 独学受験者の勉強法
FP3級は独学での合格が可能なのか
まずそもそも、独学での合格は可能なのか。よほどの秀才か努力家でないと独学は難しいというのなら、早々に舵を切り替えた方が時間を無駄にしないなと思いました。私は秀才でも努力家でもない自覚があります。
調べてみるとFP3級は比較的独学での合格は難しくない資格だということが分かったので、じゃあ自分も挑戦してみっか、という感じで独学受験を決めました。
独学が難しい場合、どんな勉強法があるのか
一応こちらも調べました。
- 資格スクールに通う
- サブスク型の資格スクールをネット受講する
- 通信講座を利用する
残念ながらお金もないし時間の自由も少ないので、独学受験が難しいようならそもそも受験しない選択をしていたと思います。
これが仕事に絶対必要な資格であればまた考え方は変わるのですが、今回FP3級は主に自分のために取ろうと思った資格なので、どこまでコストをかけるかがボーダーラインでした。
私のボーダーは受験費用とテキスト代までが、資格を持っていることと釣り合うコストかなという判断でした。
それでも「お金をかけた」からこそ身につくものもあると思うし、回り道せずに学べるという最大のメリットがありますので、余裕があったら使用していたと思います。
今はWebスクールもたくさんあるので、こういう形なら利用しやすいのかな~!
↓クレアールさんは宅建士の講座もあるので気になってます。
独学受験者の勉強法
FP3級は多くの独学受験者さんのレポートがありました。本当に感謝です。
多くの独学受験&合格者さんが口を揃えて仰っていたのは
とりあえず過去問をこなせ!
でした。
実際、合格した今自分も同じように「過去問こなすのが一番はやい」とアドバイスします。
やったこと②無料の学習サイトを探す
FP3級は独学でも合格できる
↓
独学で合格するには過去問をこなす。
ということが分かったので、今度は
- 無料で勉強できて過去問をたくさん解ける
- なおかつ解説もしてくれる
そんな夢のようなサイトがないかを探します。
実はこれに私は心当たりがあったのでした。
以前にもちょっとご紹介した、「FP3級ドットコム」さんです。
宅建士試験を受験した際は「宅建試験ドットコム」さんにとてもお世話になり、同じ運営者さんがFP版を作って下さっていることを知っていたのです。
FP3級ドットコムさんの素晴らしいところ
- 直近の過去問題まで対応してくれている
- 最新の法令に対応してくれている
- 問題の難易度別表示がある
- 問題ごとに解説が確認できる
- ログインすれば学習履歴、試験ごとの成績、ミスした問題などが確認できる
- 試験の分野別に絞って過去問演習ができる
- 過去問を試験回別に解ける
- 過去問のPDFデータもあって印刷ができる
- スマホ対応してくれてるので移動中や試験直前まで問題が解ける
- 連続正解するとめっちゃ褒めてくれる
- 掲示板があり、他の受験者さんと交流できる
正直いいところしかないです。神がかってます本当に。無料じゃいけないやつです。感謝しかない。大好き。
やったこと③補足用にテキストを買う
FP3級ドットコムさんだけでも行けそうだなーと思っていましたが、やっぱり過去問から手をつけると全くわからん問題にぶつかってテンション下がるんです。
私の場合、テンションが下がってくると、
「基本を押さえてないのに過去問やってるからわかんないんじゃないか…?」
という不安に駆られるようになりました。
なのでぶっちゃけた話、モチベーション維持のためにテキストを購入した感じです。
基本をさらっと読んだ上で問題に挑んでいる、という、正規の方法で勉強している感を錯覚させるというか…(笑)
過去問が辛くなった時にテキストを読んで、なんとなくわかったかも?な状態にしてまた過去問に挑む。
そんな感じの精神安定に使ったので、テキストは可愛くて読みやすそうなこちらを選びました。
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安く済まそうと思うならフリマサイトでの購入もアリですが、法令がバンバン変わるので最新版を購入することをおすすめします。
現に住宅ローン減税とか内容変わりますしね…
私に効果のあった過去問の解き方「紙に印刷して解く」
FP3級ドットコムさんで過去問をPCまたはスマホでガシガシ解いていったんですが、上記のとおり途中で行き詰りました。
私の場合、理由は
正誤問題・選択問題なので、問題文の間違っている箇所を画面ではチェックしづらかったから
でした。
正誤問題って、要するに文章の間違い探しなわけで。私の頭は単純なので
「ここ!ここが違うからこれは×なのだよ!!」
と、指摘ができないと回答しづらかったんです。
設問が「適切なもの」と「不適切なもの」のどちらを聞いてきているのかも注意したいし。
わからない問題も迷っている箇所にチェックを入れておきたい。でも画面じゃできない。
私からすると、メモせずに暗算しろと言われているような気分になるんです。(暗算できない)
というわけで私は過去問を紙に印刷して解くことにしました。アナログぅ~
しかし実際に問題に書き込みができるようになってから一気に理解の解像度が上がったというか、正答率が上がりました。
迷った問題にもチェックを入れておき、あとから確認しやすくできたのもよかったです。2~3択なんで、運がいいと理解してなくても正解しちゃうんですよね。本番で困るやつ。
FP3級ドットコムさんは過去問もピンポイントで検索できるので、解説探すのも楽ですよ!
実際の試験もマーク式ペーパーテストなので、印刷して解くのは本番の予行演習にもなりました。
過去問題集を買うより、印刷して解く方をおすすめします
これは個人的な意見なのですが、過去問題集を買うよりもFP3級ドットコムさんでアップされている過去問のPDFデータを印刷して解くことをおすすめしたいなと思います。
理由は
- 安上り
- 書き込みし放題
- 印刷しなおせば何回でもまっさらな状態で解ける
この3点です。
過去問題集って、直接書き込んじゃったらもう使えない(まっさらな状態での回答は難しい)じゃないですか。
あんまり点数よくなかった回をもう一度やりたいと思った時にやりづらい。
かといって次回のために書き込まずに使うと理解度が下がる。私みたいなタイプには印刷して解く方法がハマってたみたいです。
これも全部の回をデータ化してくださっているおかげなんですけどね。本当に感謝。
学科と実技は織り交ぜて勉強するとお互いを補完できる
FP3級試験には学科と実技の2種類があるんですが、実技も出題方法がちょっと違うだけの選択式問題です。なんで実技っていうのかな?っていうくらい。
金財さんでの実技は、算数で行ったら学科が計算問題で、実技が文章問題って感じでした。
FP協会さんの方がわからないのですが、金財さんの実技問題はある程度出題傾向が決まっていて、過去問を繰り返し解くとパターンが見えてきます。
私の場合は
まず学科問題をやって、それから実技問題→ある程度やって学科問題に戻ると学科の理解が深まる(学科は実技問題を分解して作った知識問題という感覚になる)ようになりました。
勉強時間はどれくらいだったか
11月下旬に申し込みをして丸2か月くらいの期間で勉強しましたが、1日だいたい45分~1時間くらいだったかと思います。お正月はさぼったし、毎日はやらなかったな…ナマケモノなので…
そもそも勉強開始前の知識にもよるし、ここは個人差出るので一概に〇〇時間やればいける!とは言いづらいですね。中には全然勉強しなくても受かる人もいるし。
私の場合、制度や仕組みをしっかり理解するにはもっと時間かけないといけなかったと思います。
勉強したことによる最大のメリット
それは「よくわかんないからなんか考えるのが嫌」というアレルギーが緩和したことです。
正直FP3級では独立できるわけでも就職にさほど有利なわけでもないのですが、自分の将来に対しての意識改革の第一歩は踏めたかと思います。
年金も保険もよくわからないし、と思考停止することはなくなったかなと。
とりあえず調べてみよう。という感覚になれたことは私の中で大きな収穫です。
私のようなおひとりさまで何も持ってない人間でそうなので、ご家族がいたり、お家を持っていたり、投資をしていたり、相続の予定がある方はなおのこと。
知識という武装ができるだけで何となくでもこの現代ニッポンを生きていきやすくなるのではないかと思います。
以上、ナマケモノがFP3級に受かるためにやったことでした。
読んでくださってありがとうございました~!