こんにちは。OKAKAです。今日はスーパー猫の日!
というわけで。
2022年1月28日に我が家の「ざくろ」と「すもも」のももくろコンビの去勢手術をしてもらいました。今回はその際のことを記録として残しておこうと思います!
目次
すくすく育った兄弟猫、ざくろとすもも
体重500gないくらいの、離乳しかけの頃から育ててきました坊ちゃんたち、「ざくろ」と「すもも」。
めちゃくちゃ元気に成長中です。毎日どったんばったんしております。
猫カビなどもすっかり治り、無事に2回のワクチンも終えて健康そのものです。
1月中旬で生後5ヶ月となったため、お世話になっている動物病院さんに去勢手術の相談をしました。
猫は5~6ヶ月を過ぎると身体的に成熟しはじめ、発情期が来ることが多いので、その前に去勢手術をしてあげたかったのです。
去勢手術することのメリット
まずそもそも去勢が必要なのかという話なのですが、去勢手術には以下のメリットがあります。
- 発情による大きな鳴き声を防ぐ
- マーキング行動を防ぐ
- 交尾できないストレスを防ぐ
- 性格が穏やかになることがある
- 猫エイズなどのケンカによる感染症リスクが減る
本来オスの猫には決まった発情期などはなく、発情したメスの猫に刺激されて発情するのだそうです。我が家は先住猫のアヴィ姉ちゃんも避妊手術済なので、よほどのことがなければ発情することはないのかもしれませんが、お外の様子で発情もあり得るかもしれません。やっとくに越したことはないのです。
我が家は完全室内飼いですので、発情してしまったときの辛さを考えたらその前に未然に防ぐことが飼い主としてできる最善手。
また、百億万が一脱走させてしまった場合に去勢手術をしていないとなると、不幸な命を増やすきっかけになってしまうかもしれません。
色々な考え方の飼い主さんがいるのはわかった上ではありますが、推奨されている
完全室内飼い+去勢手術+年1のワクチン接種
これは飼い主の義務だと思っています。
手術の費用
お世話になっている病院さんだと、去勢手術は1匹あたり¥10,000でした。避妊手術は倍くらいかかったと思います。
大体去勢手術は¥10,000~¥25,000くらい、避妊手術は¥20,000~¥35,000が相場のようなので、お世話になっている病院さんはかなり良心的です。
去勢・避妊手術はペット保険に入っていても適用外の手術なので、全額実費となります。
最低でもこのくらいかかることは知っておくとあとから慌てずに済むと思います。
去勢手術の流れ(お世話になっている動物病院さんの場合)
- 手術日の予約
- 前日22:00以降絶食(お水は可)
- 当日11:00までに病院に預ける
- 当日18:00以降にお迎えに行く
- 当日は安静&絶食
- 翌日朝8:00以降にごはん
手術日の予約
私がお世話になっている動物病院さんはとても人気で、保護猫活動にも協力的なため手術日の予約ができたのは相談日から1か月ほど後でした。
12月中旬にアヴィちゃんとすもものワクチン接種があり、その際に相談をして予約できたのが1月下旬といった感じです。
これについては病院さんによって状況が全然違うと思いますが、余裕を持って相談されるといいと思います。待ってる間に発情きたらかわいそうですし……
前日22:00以降絶食(お水は可)
我が家は朝と夜の7時を目安でごはんにしておりまして、夜22時にちゅーる系おやつをお湯で溶いたスープ(通称「ちゅるスー」)を与えてます。
ので、ちゅるスーのタイミングだけちょっと早めれば全く問題なくて助かりました。
遅いごはんのおうちや、ずっとごはん皿にご飯が入っているお家だとちょっと困ってしまうかもですね。
また、当然ながら当日の朝も絶食です。「ごはんは??」「おなかすいたよー」という声を無視するのでこころがいたむ。
今はケージから24時間フリーにしましたが、この時はまだ夜はケージで寝てもらっていたので、朝ケージから出す前に慌ててアヴィちゃんにだけごはんを与えました。
多頭飼いの場合はやはりケージがあった方が安心ですね。
当日11:00までに病院に預ける
お世話になってる病院さんでは午前中が一般診療、午後16:00~予約診療なので
午後の合間の時間で手術をしてくださってるのだと思います。(突っ込んで聞いたことがない)
そのため、手術当日は11:00までに連れてきてくださいと言われました。
当日どうしても仕事が休めず、中抜けして預けに行きました。
預けた際、ざくろは緊張してキャリーの中で小さくなっていましたが、すももはお気に入りの毛布を入れていたので一心不乱にゴロゴロ言いながら捏ねて吸ってました。大物。
当日18:00以降にお迎えに行く
お世話になっている動物病院さんでは、女の子の避妊手術でも基本日帰りです。病院さんによってかなり差が出る部分でもありますね。
男の子は女の子に比べると手術が簡単なので、日帰りの病院さんがほとんどだと思います。
こちらの病院さんではアヴィちゃんのときも日帰りで済み、ストレスよわよわ女子のアヴィちゃんにとって負担が少なくて済みました。
避妊手術の術式も詳しく聞けたわけではないですが開腹部分も少なく、術後のエリカラ(エリザベスカラーという傷口を舐められないようにする道具)も不要という、本当に負担の少ない手術をしてもらえました。
お迎えに行った際の坊ちゃんたちは麻酔明けで少しテンションが低くはありましたが、至って元気でした。
当日は安静&絶食
正直ここが一番の難関だったかもしれません。
術後でテンションの低い状態とはいえ腹ペコの極みの坊ちゃんたちを、ごめんやで!と言いながらケージに押し込み、安静にさせます。
翌日まではケージから出さないし、ご飯もあげられない。
坊ちゃんたちにとっては意味不明の災難続き。飼い主の都合でかわいそうな目にあわせてごめんよ…。と思いつつも「寝ろください」とそっとケージに毛布をかけました。
翌日朝8:00以降にごはん
翌朝。土曜日でしたが私は仕事なので、ちょっとフライングですが7:30にごはんにしてしまいました。
この日からはアヴィちゃんと同じ「ロイヤルカナン ニュータードケア」を与えてます。
記事にしてなかったけど、だいぶ前からこちらに切り替えてます。
去勢後は太りやすくなるため、子猫用の高カロリーフードを与え続けるより、去勢・避妊後用のカロリー控えめフードにしたほうがいいね、と先生と相談して切り替えました。
すでにアヴィちゃんのごはんを横取りしてばりんぼりん食べてるので、切替によるトラブルの心配もほぼなし(いいのか悪いのか)
腹ペコ兄弟、がっついて完食しました。
しかしまさかの異常事態が!
手術から2日経過した1月31日。いつものように朝ごはんを用意して並べたところ
食べない。
通常ならがっついてすぐに空っぽになるお皿が、3分の2ほど残っている……
ど、ど、どうした!?!?!?!?
昨日と一昨日は普通に食べてたじゃん!!!
なんかアヴィちゃんもつられていつもより食べない……。いったい何が…?
留守番中、置きご飯もしてみましたが誰も口をつけた様子もなく。
異常事態発生です。
アヴィちゃんは元々食欲にムラッ気のある子なので、朝あまり食べなくても夜めっちゃ食う、みたいなバランスがとれていればそこまで心配しないのですが。
食欲の権化みたいなざくろとすももが食べないっていうのは初めてです。
また、術後すぐならまだしも2日の時差があるとなると、手術関係なく何か起こったのでは?と段々不安に。
翌日(2/1)も同じような状態で、特にすももが食欲ゼロ状態。ちゅるスーにも興味なし。重症だ!
更に翌日(2/2)前日よりはマシなものの、やはり食欲なし。
あまりにも絶食状態が続くと命に関わってくるので、病院さんに電話相談します。電話のなかで以下を確認され、翌日の夜に診察予約をしました。
- 元気はあるか
- 水は飲んでいるか
- トイレは問題なくしているか
- 吐いたりしていないか
普段と違う事はごはんを食べないことだけだったので、可能性としてはごはんの切り替えによる食わず嫌いが挙げられたのですが、でもこのごはん、すでに食べてたしなぁ……
とか言ってる間に何故かアヴィちゃんが吐く。アヴィちゃんが吐いちゃうのはたまにあることではありますが、ちょっと久々&立て続け。あ、アヴィちゃんも明日一緒に行くか…?
異常事態発生4日目、変化が訪れる。
2/3、朝はやはり皆あまり口を付けず。こりゃ全員で病院だな…と覚悟を決めて出勤。
帰宅後予約時間まで少しあったので、最終確認としてごはんを出してみます。いつもと別の細かいフレークのパウチと混ぜて出してみると、今までよりは食べた!
食への意欲としてはここ数日の中で一番ある様子。
おい、まさか……食わず嫌い(コレジャナイ病)だったのか???
ちょっとその可能性が濃厚になってきたので再び病院さんに電話し、
「すみませんんん…!ごはんへの意欲がちょっと出てきたみたいなので少し様子見させてください」
と謝りながら予約をキャンセルしました。
「病院に来なくて済むのが一番ですからお気になさらずに~!」と言ってくださって本当にありがたいです。
電話きったすぐ後にアヴィちゃんが吐いて、Oh、アヴィちゃんだけ連れてけばよかったかなぁ…と思いましたが、本人はその後ケロっとしてるので様子を見ることにしました。
5日目、食べない理由に心当たりが出てくる
5日目(2/4)、以前ほどでないにしろ少しは食べるように。
勝手に名付けている【コレジャナイ病】だとしても、もう少し食べてほしいのでパウチとドライを分けて出してみます。細かいフレークのパウチなら比較的食べる。
そこでちょっと思い当たった可能性。
歯の生え変わり時期で口の中が違和感なのでは??
というのも、手術の前後で二人とも大量に乳歯が抜けたんです。
子猫は3ヶ月くらいから歯が生え変わるんですが、ももくろコンビはちょうど手術の時期にぼろんぼろん生え変わってました。
今までお世話してきた子たちはたいてい犬歯が落ちてるの見つければヤッターくらいだったのに、このひとたちのは臼歯まで発見され。
すももに至っては術後お迎えに行ったときに「これ、すももちゃんの乳歯です~」って保管してくださっていたものを受けとるという。
お前、忙しい奴だな……
あくまでも可能性なのですが、食べやすい細かいフレークのパウチなら食べるということは、食欲不振の原因はこれなのかもしれない…と思いました。
アヴィちゃんは多分というかほぼ原因はストレスですね…。病院の匂いや、ももくろコンビの体の変化、食欲不振の様子。そういうものをかぎ取ってストレスになったんだと思います。
ストレスよわよわ女子なので…。ごめんね…。
6日目、食欲が帰ってきた!
6日目(2/5) 朝ごはんを出してみると、ももくろコンビは完食!アヴィちゃんも通常通りの量を食べました!よっしゃぁぁぁぁぁ!
そこからは今まで通りで食欲が帰ってきました。1週間近くヤキモキしましたが一安心です。
これでも心配したんだよ。よかったよかった…
今回はこのような感じで様子を見てしまいましたが、早々に病院へ連れて行って安心した方がよかったかもしれないなぁと反省しています。元気が無かったら即連れて行ったよ……。
しかし新たな問題が。
なんのリバウンドか、ざくろとすももの食欲がバグって大爆発しています…。
用意しているときも食べたすぎてキッチンにのぼり邪魔をし、私がキッチンへ行くたびに何かくれると信じてついてくるようになってしまいました。
キッチンを隔離する工夫が必要になってきたかもしれません…。
「大人しく待ってるのが一番早くごはん食べれますぅ!!!」
と毎日言って聞かせてますが、猫にしつけは難しい。
ごはんを出されるまでそっと待っている、アヴィちゃんのお上品さが際立っている今日この頃です。
読んでくださってありがとうございました~!